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バイアグラと女性
バイアグラ(シルデナフィル)はそもそも1990年代前半、狭心症の治療薬として研究が始まり、第1相臨床試験において、狭心症への効果は僅かであるが陰茎の勃起を促進する作用が認められため、これを適応症として発売されることとなりました。
当時はマスコミやインターネットなどで「夢の薬」「画期的新薬」と騒がれ、日本では米国での承認データーを用いる手法で極めて異例の短期間で厚生省に認可されました。
このバイアグラ(シルデナフィル)の作用は、生体内で環状グアノシン一リン酸 (cGMP)の分解を行っている5型ホスホジエステラーゼ (PDE-5) の酵素活性を阻害する働きがあります。
これが陰茎周辺部のNO作動性神経に作用して血管を拡張させ、血流量が増えることによって機能すると考えられています。
このためバイアグラが女性にも効果があるとされています。
その理由として、女性のクリトリス、つまり海綿体組織が充血して勃起する仕組みは、男性の海綿体組織が勃起する仕組みと同じだからで、クリトリスが充血することにより女性器全体の興奮へと繋るからだということです。
以上のことはキャサリン・ブラックリッジ著書「ヴァギナ 女性器の文化史」にも執筆されています。
「カマグラ」て何?
バイアグラの成分と同等とされる薬品で発売されている、インドのajanta社が製造しているカマグラ、RANBAXY社のカベルタ、Zydus Alidac社のペネグラを始め、複数のものが発売されています。
一般的に医薬品に関する特許には「成分特許」と「製法特許」の2種類があるが、インドでは「製法特許」だけ認めているため、製法さえ異なれば成分が全く同じ物であっても合法的に薬品を製造販売することが可能なのです。
そのためインドではこれら多くのコピー薬品が作られ正規の薬品よりも安価で販売されています。
効果は殆どバイアグラと同じ?となっていますが、バイアグラ自体の特許は依然有効なので、これらはいわゆるジェネリック医薬品ではないということです。
これらのコピー薬を業として日本に輸入することは「特許発明の実施」とみなされ、特許法違反であり、また国内での転売は薬事法による取締りの対象となっていますので十分にご注意ください。
詳しくはバイアグラ個人輸入の危険性をご覧ください。